「単なる歯車にならず幅広く活躍できる会社」―
それが富士紡ホールディングス
財務経理、技術開発、製造それぞれの職種で活躍している若手社員4名に、富士紡ホールディングスでの業務内容や仕事のやりがい、会社の魅力について語り合ってもらいました。
Hさん
富士紡ホールディングス(株)
東京本社 財務経理部
Mさん
柳井化学工業(株)
柳井本社工場 製造部製造課
Iさん
フジボウ愛媛(株)
壬生川工場 技術開発課
Tさん
フジボウ愛媛(株)
大分工場 FP製造一課
4名が手掛けている仕事とは
司会: 若き精鋭のみなさんこんにちは!まずは、みなさんの自己紹介からお願いします。
H: 財務経理部に所属しています。入社3年目で、主な業務は入金、支払業務の処理などの日常業務です。輸入関連業務、決算業務も担当しています。また、現在は、経理業務の電子化・効率化を目指しており、情報収集したり、セミナーに参加して情報を共有したりしています。将来的に業務を電子化することでもっと働きやすい環境を作れたらと考えています。
I: フジボウ愛媛壬生川工場で技術開発を担当しています。主な業務は、シリコンウエハーの仕上げ用研磨パッドの研究開発です。顧客の要望になるべく応えられるようなパッドを作っています。まだ入社2年目ですが、設計から実際の量産設備を使っての試作や、試作したパッドの性能評価を行うなど、最終的にお客様に提案していくまでの一連の流れを経験させてもらっています。
T: フジボウ愛媛大分工場所属の入社2年目です。今は、FP製造一課に所属し、主に研磨パッドに使われるポリウレタンフィルムの製造に携わっています。大分工場は壬生川工場のバックアップ工場として立ち上げ段階であり、近い将来に工程管理を行うため、どのように製品が作られるのかということを勉強中です。
M: 柳井化学工業製造部製品課に所属、入社2年目です。私は柳井化学工業にて製造スタッフという立場で生産管理をしています。当社は受託製造がメインですので、どのように顧客のニーズに応えていくかを重視して業務を進めています。設備配置の最適化による作業効率のアップを図ったり、品質の維持や向上のための工程を管理したり、より良い製造を目指しています。
4名それぞれが富士紡ホールディングスに入社した決め手とは
T: 少数精鋭で、関わる業務の幅が広そうなのが決め手でした。また、最近はパソコンなどの電子機器に使われる半導体需要がどんどん伸びていますよね。半導体産業は未来があると感じたのも決め手の一つです。
M: フジボウは、125年以上の長い歴史の中、最善の選択を重ねて今日まで成長してきた企業ということに魅力を感じました。また、大学で有機化学を専攻していたこともあり、フジボウの中でも柳井化学工業を志望しました。
I: フジボウのことは、高校の時に「B.V.D.」の肌着を購入し、愛用していたので知っていました。当初は「B.V.D.」に代表される繊維メーカーだと思っていました。それが、いろいろと調べていくうちに半導体分野など幅広い分野で最先端のビジネスを展開していることを知りました。そこで興味を持ち、選考を受け、入社に至った次第です。
H: 私はもともと、繊維業界や化学業界に関心を持っていました。他にもエントリーしていた企業がありましたが、最終的にフジボウに決めたのは、みなさんと同じく、少数精鋭である点や多角的な事業展開をしていることから経営が安定していると感じられた点が魅力だったからです。最初に内定をいただいたご縁もあり、ここで就活をやめても後悔しないだろうと考え、フジボウに就職しました。
業務を進めていくうえでのやりがい
I: フジボウの研磨パッドを使った製品は、有名なメーカーのパソコンやスマートフォンにも使われています。「自分たちの仕事が世界を陰で支えているんだ」と嬉しく思えますし、それがやりがいです。
T: 私も、最先端技術を支えていることがやりがいです。自分は直接関わってはいませんが、友達と買い物するときに「B.V.D.」の下着を見かけると自慢してしまいますね。現在は工場の立ち上げに携わり、会社にも貢献できていると自負しています。
M: 新製品を立ち上げるために顧客と協議することが多いのですが、自分の提案を受け入れてもらえ、さらにそれが上手く行った時にやりがいを感じます。
H: 経理の仕事は、みなさんの仕事のように何かを作り出すことはできませんが、経理がいないと会社は成り立たちません。そのため、日々責任感を持って仕事をしています。今は有価証券報告書や決算短信の作成など外部に向けた情報開示にも関わっています。大きなチャンスをもらえ、やりがいを感じています。
司会: みなさん、2、3年目と思えないくらい、さまざまな経験を積んでいるのですね。
職場環境や雰囲気
T: 年齢層が幅広い職場なのですが、人間関係はとても良好で、コミュニケーションも円滑です。年配の方々から可愛がってもらっていますし、自分が後輩をご飯に連れていくこともありますね。
I: 年の離れたベテラン社員ともプライベートな話ができる環境ですよね。良い人が多いですし、一言でいうと「楽しい」ですね。
H: 雑談もできて和やかな雰囲気ですよね。みなさん、高いスキルと業務経験のある方ばかり。その中でのびのびと仕事をさせてもらっています。
M: 先輩や上司に対し「こう考えています」と言うと、「やってみたら」と背中を押してもらえますね。また、「もっとこういうこともあるよ」と教えてもらえることもあります。技術者として成長できる環境です。
司会: みなさん、アットホームな環境で仕事をしているのですね。また、みなさんの成長を応援してくれる職場のようですね。
憧れの先輩や上司
M: 私が仕事で尊敬している人は、仕事面での経験や知識がとても豊富。かつ物事を論理的に組み立て、柔軟に行動できる人です。自分の相談に対して、聞きたいと思っていたこと以上の答えをくれます。
また、その人は早い段階で、「自分の知っていることを惜しみなく全て伝える」「自分が10年かけて得た知識を、後輩に教えていけたら、もっと良くしていける」と言っていました。プライベートでも良くしてくれて、一緒にツーリングや釣りをすることがあります。
I: パッドや原料の知識が豊富で、実際に顧客が研磨する際に起こり得る問題などを、理論的に抽出・解決できる上司や先輩をとても尊敬しています。私も、知識と経験を武器に、どんな問いにも即座に答えられるような人間になりたいので、身近にいる上司・先輩を目標としています。
H: 業務経験や知識があるうえで、さらに新しい情報を得て、それを業務に役立てようとしている人を尊敬しています。私も会社のことを考えながら、新しいことに取り組める人になりたいです。
T: 私が憧れている人は2人います。1人は、現場で知らない人がいないぐらい仕事ができる人です。クオリティが高いし、トラブルの対処も早い。しかもそれを一切鼻にかけることもなく、気さくに話してくれます。検査の人も、「その人の名前が製品に書いてあったら安心」と言うくらい信頼されているのです。もう1人は、仕事にとても真面目な人で、プライベートでも優しくて、いつも気にかけてくれ、仲良くしてもらっています。私も、後輩には同じように接したいです。
司会: みなさんそれぞれ、憧れの上司や先輩がいて、かつ自分もいつかそうなりたいというロールモデルになっているのですね。
今後の目標・夢は何ですか?
M: 社会貢献のため、生産能力の拡大、新製品の提供価値の強化という目標に向け、製造現場に対して柳井化学工業の技術を伝達できるように、また顧客に対して技術提供や開発を支援できるように、自分の技術力を磨いていきたいです。今は現場作業をしている人の目線に合わせられるよう、工場や設備の仕組み、操作感覚を理解して作業経験を積んでいるところです。
I: 最終的には「あの人になら」と一つの顧客のすべてを任せられ、私が後輩にいろいろと采配できるようになるのが目標です。プライベートでは、パートナーがほしいですね。
T: 大分工場を、壬生川工場以上の利益が出せる工場に成長させたいです。私も、プライベートでは、温かい家庭を築きたいです。
H: 私は「みんなが働きたいと思える会社」にしていきたいです。また、自分のスキルや価値をもっと高めていきたいと思っています。もちろん、将来結婚しても、仕事は続けたいですね。
司会: 具体的な目標があると頑張れますよね!!本日はありがとうございました。みなさんのさらなる活躍を心から期待しています。