トップメッセージ
サステナビリティ経営の推進

当社はサステナビリティ経営として、①人財への投資拡充、②ガバナンスの高度化、③環境対応施策を推進しております。
人財戦略では、主に人財育成と人事制度改革を推進していきます。育成については、各種教育研修の充実を図るとともに、従業員が「自分の成長を実感できる」取り組みを進めることが重要だと考えています。人事制度改革については、全体的な賃金の引き上げや福利厚生の充実に加え、年功序列型の人事・昇格制度から脱却し、実力主義に基づく抜擢型人事を推進することで、従業員のさらなるやりがいや納得感の向上につなげていきます。また、健康経営の推進、女性や外国人の活躍推進、従業員エンゲージメントの向上にも引き続き取り組んでいきます。
ガバナンスの面では、取締役会における質疑や審議の充実に取り組んでいます。経済の先行きが不透明さを増す中、経営戦略の議論を活性化させるため、2024年度は経営会議への権限委譲、社外役員意見交換会の定期開催などを実施しました。中長期的な経営戦略に関する議論のさらなる深化や、リスクマネジメントに関する議論の充実、サステナビリティ課題への取り組み、非財務情報の視点を取り入れた議論の充実など、取締役会運営の一層の改善に努めてまいります。また、経営と執行の役割分担をより明確にし、取締役会の監督機能強化も図っていく考えです。
環境対応では、フジボウ愛媛壬生川工場を中心に太陽光発電設備の導入を推進し、引き続きCO₂排出削減に取り組んでまいります。また、これまでの省エネ・再エネ導入の取り組み強化に加え、2030年に向けたCO₂削減目標の設定や、「CDPスコア」(国際NGOによる企業の気候変動・水セキュリティ・フォレストに関する対策の評価スコア)の向上を目指す施策の展開にも取り組んでまいります。
ステークホルダーの皆さまへ
最後になりますが、株主の皆さまをはじめステークホルダーの皆さまへ向けて、当社の成長戦略をご理解いただけるよう、情報開示の充実化や、ROIC経営・株主還元重視に基づく取り組みを進めてまいります。そして、ステークホルダーの皆さまとのコミュニケーションの機会を増やし、新たな価値創造を共に実現していきたいと考えております。今後とも皆さまのご理解とご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
富士紡ホールディングス株式会社
代表取締役社長 井上 雅偉