Top Message

トップメッセージ

サステナビリティ経営の推進

当社は、サステナビリティ経営の実践活動として、自社のビジネスプロセスに関わる環境・社会・ガバナンスの課題解決に向け、様々な取り組みを積極的に進めています。
環境課題解決への貢献は、「人・社会・地球環境にとってより豊かで持続可能な未来の創造に貢献し続ける」という、当社の企業理念を具現化したものであり、大気と水環境の保全、生物多様性の保全、省資源や廃棄物の削減などに取り組んでいます。また、再生可能エネルギーの活用によるCO2排出量の削減にも取り組んでいます。
社会課題では、ダイバーシティ&インクルージョン、人権の尊重、人財育成など8つの項目を経営で取り組む重要課題として定め、実現に向け各種の施策を推進しています。先にも述べました通り、人的資本は企業価値の中核を成すものであり、持続的な成長に人財への投資は不可欠です。具体的な育成方針として、「1.課題解決型人財の育成」、「2.グローバル人財の育成」、「3.次世代リーダーの育成」を掲げ、個人の能力・スキルを高めるための教育・研修の機会を積極的に設けるなど、様々な取り組みを進めていきます。従業員一人ひとりが主体的に能力を高め、持続可能な働き方を実現できる会社にしていこうと取り組んでいます。

ガバナンスについて当社は、経営の効率性の追求と健全性の確保により、企業価値の最大化を図ることを基本方針としています。社外取締役については企業経営経験者を選任しており、今期は、社外取締役を3名から4名に増やし、ガバナンス強化を図りました。また、取締役会においても経営課題や経営戦略に関する議論を強化しています。

ステークホルダーの皆さまへ

最後になりますが、株主の皆さまをはじめステークホルダーの皆さまへ向けて、当社の成長戦略をご理解いただけるよう、情報開示の充実化や、ROIC経営・株主還元重視に基づく取り組みを進めてまいります。そして、ステークホルダーの皆さまとのコミュニケーションの機会を増やし、新たな価値創造を共に実現していきたいと考えております。今後とも皆さまのご理解とご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

富士紡ホールディングス株式会社
代表取締役社長 井上 雅偉